アパレル大手で古着販売の取り組みが広がっている。ユニクロは4月から、福岡市中央区の天神店で同ブランドの古着販売を開始した。古着の回収は各社で以前から取り組んできているが、環境意識の高まりも背景に古着の新たな活用につなげようと考えている。
ユニクロが販売するのは、染め直したリメイク品と、専用工場で洗浄したリユース品。新品と比べて、リメイク品は同等の価格もあるが、リユース品は手頃な価格に設定されている。天神店には常時300~400着が並ぶ。
店舗での古着販売は、福岡と東京・世田谷の2店舗のみ。福岡での展開は「ファッション感度が高い街で、市内には古着屋も多い。東京以外でのトライアルに最適と判断した」(広報)と説明する。8月31日までの期間限定だが、来店客の反応をみて常設での販売も検討するとしている。
ユニクロは2006年から店…